お正月の定番のおせち料理について

お正月と聞いておせち料理をイメージしない日本人はいないといっても過言ではないでしょう。
それだけおせち料理というのは日本人の生活の中に深く根ざしているといってもいいのです。
普段は仕事やその他もろもろの事情で離れ離れで暮らしている家族や親族、仲間などが一か所に集まっておせち料理に舌つづみをうつのです。
年に一度のことですから、これを楽しみにしているという人も多いことでしょう。8月の盆休みも民族大移動となりますが、日本で多くの人が移動するのはやはり年末年始の時期でしょう。

 

昨今は日本の食の欧米化が進んでいますが、お正月には日本ならではのおせち料理を食べたいとという人もたくさんいるのです。

 

正月のおせち料理中にはこの時期にしか食卓に並ばないという料理があります。
そもそもおせち料理とは節日のことを指していて、季節の変わり目にあたる祝日の食事のことを言っています。特に1月1日、つまり元日はこの節日の中でも別格であるとされていて一年のうちでも一番お目出たい日なのです。

 

ですから、めでたさを重ねるという意味も込めておせち料理は重箱に詰めて出されます。これは験を担いでいると思ってもいいでしょう。
その地方や家庭によっておせち料理の味付けや中身は違うものの、基本は4段重ねとなっていて上から一の重、二の重と呼びます。
ただし四段目は与の重と表記をすることが多いです。これは四が死をイメージさせるという理由によるもので古くからこのように風習づけられているのです。

 

一の重は黒豆や数の子、ごまめあるいは田作りと言われる祝い肴で埋められています。二の重は伊達巻や栗きんとんと言った甘いものが中心になります。
そして三の重が魚やえび、といった魚介類の焼き物などが詰められていて、与の重になると野菜の煮物などの山の幸が盛り付けられているといった具合に各段重ねにはいろいろな意味があるのです。

 

おせち料理の数々にはそれぞれに意味があって健康や子孫繁栄、長寿や五穀豊穣等の願いが込められているのです。さらにおせち料理は富みをもたらして、平和を願う縁起物であるとされています。
昨今は年末年始という忙しい時に主婦を家事から解放することを目的として、おせち料理を購入する人も非常に増えてきています。
スーパーやデパートはもちろんのこと、今ではコンビニエンスストアでも購入することができるのです。

 

早めに予約をしておく事で割引サービスが受けられるものや、おまけが付くといったサービスもあり好評となっています。
また通販で購入をする人も多くて、毎年違った味のおせち料理を食べているという人も少なくないのです。
これも時代の流れといってもいいかもしれません。